公開型ブログ利用例
アカデミックブログ・学術系ブログ 学校や学術系学会向けブログポータルシステム

公開型ブログ利用例

 大学や研究室・学術学会などは、情報発信者が多いにもかかわらず、常に広報担当の先生や事務員に情報が、集められ一人で更新作業をされていました。したがって、多くの情報があっても、処理が間に合わなかったり、小さな情報は公開できなかったりしていました。また、各研究室・部会においても、発表したい情報があっても、いままでのホームページでは、更新に手間とスキルが必要となり、思うとおりに変更できませんでした。また、パソコンが得意な人材が、卒業したりすると、そこで更新がストップしてしまうこともしばしばでした。さらに、私立大学は以前からですが、国立大学でも、独立法人化により、共同研究企業を探すためにも、探してもらうためにも、いままでのホームページでは不足していました。そこで、ブログを用いて、学会発表や論文発表をはじめ、各研究の最新情報を発信すれば、手間もスキルもなく、カンタンに発信できます。もちろん研究だけでなく、ゼミ旅行や、研究室の雰囲気を伝えることで、今から研究室へ来る学部生や高校生、さらに、社会人ドクター希望の方にも、研究の楽しさを伝えることができると思います。

アカデミックブログ オープン利用 学部サイト



 
■学外・広報向け(公開型)

   子ブログ:各学部や、学科、広報課、学生課など

■学術学会

   子ブログ:各地域部会や、専門部会、関連研究会など

■大学・学部・学科ホームページ

   子ブログ:各研究室、教授、事務など

■部活、クラブ、サークルホームページ

   子ブログ:各部活、サークルなど

学術学会

 学術学会では、会員への情報伝達と、会員からの情報収集があると思います。会員数が多くなればなるほど、ホームページ担当者の負担が増えることになります。また部会ごとにいろいろなニュースやお知らせもあり、担当者に更新の負担がかかり、なかなか思うような情報量で更新できなくなります。ブログを使うことで、更新の手間をカンタンにするだけでなく、情報量を増やし、より多くの方にも閲覧してもらえるようになります。また、部会ごとにブログを分けることで、更新の担当者の負担を軽くし、部会から新鮮な情報をスピーディーにアップすることも可能になります。

 例:日本透析医学会  導入事例紹介ページ
   日本ゲノム微生物学会 導入事例紹介ページ


大学・学部・学科ホームページ

 学長ブログや学部・学科等の情報を配信します。担当者はHTMLを知らなくても更新できるので、大学の「今」をスピーディーに配信できます。いままでは、それぞれの研究室の研究テーマだけの紹介で終わっていたのではないでしょうか? そこで、各研究室がブログで論文などを紹介することで、学部単位や学科単位で、論文検索や、学会発表検索を行うことができ、この大学でどのような研究が行われているかを、閲覧者に向けて、紹介することができます。各研究室の最新の情報をトップページで紹介できることで、研究室全体のポータルサイトとしての役割を果たすことができます。

 例:バイオアーキテクチャーセンター 導入事例紹介ページ
   鹿屋体育大学e-TPIプロジェクト  導入事例紹介ページ



部活、クラブ、サークルホームページ

 研究の成果や活動の魅力をリアルタイムに配信。学外とのコミュニケーションが新しいアイデアの創出につながります。特に部活やサークル活動やは、試合速報や結果報告、イベント情報など、多くの方に見てほしい情報を紹介することが可能です。また、人気のある部活と、活躍はしているか注目されていない部活が、存在してしまうのも実情です。たとえば、野球部は、甲子園の出場校で県大会では、常に優勝争いしている場合、やはり、保護者だけでなく地元の方も、情報を探しにホームページにこられると思います。その野球部とは別に、ブラスバンド部は、全国で、1位2位をあらそうぐらいのレベルなのですが、地元の方には、あまり知られていなかったりします。各部活のブログの更新情報が、一覧で表示されることで、野球部のブログを見に来た方が、ブラスバンド部の「祝・全国2位」というタイトルの記事に目が留まることもあるでしょう。そういったつながりで、部活動全体のアピールができるのではないでしょうか?